教えてIndeed・第4弾 クリック課金制って?有料掲載にしたときの効果は?自社に適した運用方法を考える 「クリック単価」編
テレビやCMでおなじみの求人サービス「Indeed」。
本コラムシリーズ「教えてIndeed」では、導入を検討されている企業様に向け、そのサービスの特徴や利用方法、具体的な費用や仕組みなど、さまざまな疑問点について解説しております。
前回コラムでは、Indeed掲載費用を考える上で必要な「クリック単価」の設定についてご紹介しました。
■ 前回コラム:
教えてIndeed・第3弾 クリック課金制って?有料掲載にしたときの効果は?自社に適した運用方法を考える 「クリック単価」編
今回は「クリック単価」はどうやって設定するのか、どのようにして確定されているのか、その方法や流れについてお話していきます。
「クリック単価」はオークション形式で確定 落札までの流れ
「クリック単価」を確定させるには、まず「上限クリック単価」の設定が必要となります。
「上限クリック単価」は管理画面から設定することができ、15円~1,000円の間で希望額を入力します。
ここで入力した「上限クリック単価」をもとに、Indeedではユーザーが検索するたびにオークションが行われ、そこで確定した落札額が最終的な「クリック単価」となります。
「クリック単価」確定の流れ 「セカンドプライスオークション」のしくみを解説
オークションは「上限クリック単価」の価格をもとに行われ、「上限クリック単価」が1番高い会社の求人情報が優先して表示されます。
最終的な「クリック単価」の確定額ですが、通常のオークションでは最高額で確定するのに対し、Indeedでは2番目の「上限クリック単価」より1円高い価格となります。
例として3社がオークションに参加した場合を想定します。
それぞれの入札額が、A 社100円・B社150円・C社200円であると仮定したとき、最高額である200円で入札したC社が落札者となり、求人情報が優先して掲載されます。
通常のオークション形式だと、「クリック単価」は落札価格の200円となりますが、結果的には今回2番目に高かったB社が設定した150円と比較して差額分である50円の費用のロスが発生します。
Indeedではこうした費用のロスを防ぐため、落札可能な最少額へと調整してくれます。
結果、例に挙げたC社の最終的な「クリック単価」は、150円に1円を足した「151円」となります。
この方式をセカンドプライスオークションといい、上記のように2番目の入札額もしくはそれよりも1円高い方式が落札額となる仕組みを指し、オークションの代表的サービス・ヤフオクなどでも取り入れられています。
「クリック単価」は常に変動 ポイントは「競合性」と「検索キーワード」
自社の求人情報の表示を獲得するために行われる「クリック単価」のオークション。
そこには相場というものが存在しますが、下記のような要因を受け「クリック単価」は常に変動を繰り返しています。
Indeedは検索型の求人サイトであり、「検索キーワード」には主に職種・エリアなどの希望条件が入力されます。
これらの「検索キーワード」をもとに絞り込まれた条件の中で、「どの求人情報を表示させるか」を抽出する際に「クリック単価」が反映されます。
そのため、「検索キーワード」に対しての掲載量=「競合性」の高さが「クリック単価」に影響します。
例えば「競合性」の高い職種・エリアでは「クリック単価」は高くなり、反対に「競合性」の低い場合は「クリック単価」が安くなる、というしくみです。
次号・教えてIndeed・第4弾 クリック課金制って?有料掲載にしたときの効果は?自社に適した運用方法を考える 「クリック単価」編
今回は「クリック単価」が確定するまでの流れやシステム、要因などについてお話ししました。
「セカンドプライスオークション」を導入するIndeedでは、適切な費用で求人掲載を行えるという利点や、かけた費用だけではなく運用次第で効果を上げられることなどを解説しました。
次回コラムでは、「クリック単価」に関する補足情報、解説した事項のまとめとしてIndeedで効果を上げるために何が必要かをご紹介していきます。
本シリーズ「教えてIndeed」では、お客様のさまざまな使い方を想定した利用方法、システムや料金プランに関するやさしい解説、Indeedを上手に使った採用ノウハウなどについてまとめています。
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