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2022.8.24 Wed
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“ハイブリッド”型の面接について考える

オンライン面接

新型コロナウイルスによるコロナ禍のもとでは、ZoomやTeamsなどのオンラインツールを利用する機会が増えました。

もちろん、それはビジネスシーンも同じ。そして、採用活動でもオンラインでの活動が定着しつつあります。とは言え、人材採用で最も大切な面接では対面で実施している場合も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、改めてコロナ禍における面接について考察します。

 

「最終面接は対面で」が主流?

 
いわゆる「ウィズコロナ」の時代において、オンラインツールはビジネスに効率化をもたらしています。

採用活動においては移動時間が不要になり、選考期間も短期化するなど面接担当者・応募者双方にメリットが生まれています。コロナ禍が収束に向かっても、オンライン面接は活用されていくでしょう。

とは言え、すべての採用活動をオンラインで終えるというよりは、部分的に活用していく“ハイブリッド型”が広まっていくと想定されます。画面上だけでは図れない応募者の“人となり”を実際につかむため、最終面接は対面で行なっているという話をよく聞きます。

応募者にとっても、実際に働くことになるかもしれない職場の雰囲気を肌で感じられるため、「対面の機会があると望ましい」と考える方が少なくありません。

 

対面面接で気をつけたいポイント/コロナ禍だから気になる

 
新卒時代の就職活動で、「履歴書は手書きで書かないとNG」「私服可と言われているけれど、やっぱりスーツを着ていこう」と、気を揉んだことはありませんか?

コロナ禍における面接でも、「オンライン面接も選べるけれど、対面面接を選んだ方がいいのではないか」「対面面接でマスクはつけたままのほうがいいのか、外した方がいいのかわからない」といった声があるようです。

実際、マスク着用は企業により判断が分かれることがあります。細やかな物事を想定して対応する力は求められるところではありますが、応募者がこうした不安を感じずに伸び伸びと受け答えができるよう、予め自社のスタンスを応募者に伝えておくと良いでしょう。

 

オンライン面接で気をつけたいポイント/慣れない環境だからこそ

 
オンライン面接においては、通信状況によりタイムラグが発生したり、画面が止まってしまったりというアクシデントが想定されます。面接を始める前に、こうしたアクシデント時にはどう対応するかを予め話しておくと、不安なく進められるでしょう。

対面面接と異なり、オンライン面接は雰囲気や空気感がどうしても伝わりづらい面があります。細やかな声がけをとりながら、わかりやすい反応、あいづちを大きめにとるなど、話しやすい雰囲気づくりに配慮しましょう。これはマスク着用時の対面面接にも、通ずるところですね。

 

面接も“コミュニケーション”のひとつ

 
面接は対面で行なうもの、という前提が変わってそれほど時間が経っておらず、面接官・応募者ともにいまだ手探りの部分があるのではないでしょうか。

オンライン面接、対面面接ともに、いつも以上に良好なコミュニケーションがとれるように心掛けることで、良い人材の採用に一歩近づきます。ぜひ双方のメリットを取り入れながら、採用活動を進めてみてください。