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2022.5.20 Fri
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新入社員の思いを理解し、成長を支えよう

不安を感じるポイントは、スキルとコミュニケーション

毎年、多くの新入社員が入社する春。研修中の社員もいれば、すでにOJTで現場に入られている社員の方もいると思います。その一方で、この時期は「五月病」というワードも耳にする時期です。せっかく採用した社員ですから、定着して長く活躍してほしいと多くの企業さまは考えていると思います。そこで、今回は入社から間もない社員がどんなことを考えているのかを各種統計から考察していきましょう。
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期待と不安が入り交じる時期を経て内定を出した社員は、どんな思いを持って入社するのでしょうか。
株式会社ラーニングエージェンシーが、2022年度入社の内定者743名に実施した『内定者意識調査』では、「これから社会人になるにあたって、どのような気持ちが強いか」の問いに、75.4%の内定者が「不安、心配な気持ち」と回答しています。

その内訳は、

■「自分の能力で仕事についていけるか」71.5%
■「しっかりと成果を出せるか」61.7%
■「職場のメンバーとうまくやっていけるか」52.8%
※複数回答可

引用:株式会社ラーニングエージェンシー『内定者意識調査』より

と、スキルやコミュニケーションの面に不安を強く感じる傾向が表れました。入社当初、しかも未経験からうまく仕事を進めることは難しいものですが、社会人生活が未知の世界と感じているのか、少なくない不安を抱えて入社する社員が多いのでは?と、推察できます。

入社後の研修は、不安解決の大切な機会に

​一方、株式会社manebiが2021年卒業の新入社員105名に実施した『Z世代の研修に関する実態調査』を見てみると、研修に「かなり満足している」が7.6%「やや満足している」が62.9%と、約70%の新入社員が研修に一定の満足を感じていたことがわかります。その理由としては、

■「研修内容が充実していたから」48.6%
■「研修の内容が大幅に業務に生かされているから」23.0%
■「研修の難易度が自分に合っていたから」23.0%
■「研修後仕事へのモチベーションが上がったから」20.3%
■「学習環境が整備されていたから」20.3%
※複数回答可

引用:株式会社manebi『「Z世代の研修」に関する実態調査』より

​と、業務に生かせる研修の存在が入社後の満足度に関わるという結果が出ました。さらに同調査内の「研修を経験したことにより、会社への理解や帰属意識は高まったと思うか」の質問では、「かなりそう思う」が13.2%「ややそう思う」が54.3%と、合わせて67.5%の社員が研修に手ごたえを感じています。

一方で、同調査内で研修に対して質問した以下2つの項目では

Q.「自身が研修に対して不満に思ったこと」
A.「オンライン研修で同期と仲良くなる機会が少なかった」31.4%

Q.「研修に対して求めることや要望」
A.「対面のコミュニケーションを活性化させてほしい」が41.9%
※複数回答可

引用:株式会社manebi『「Z世代の研修」に関する実態調査』より


と、コミュニケーションについてネガティブな思いが多く寄せられていました。実は、前述した『内定者意識調査』における「内定期間中は会社にどのようなサポートしてもらいたいか」の問いにおいても、「先輩社員との人間関係を築く機会がほしい」が63.2%、「他の内定者との人間関係を築く機会がほしい」が51.8%と、やはりコミュニケーションに関わる項目が多く回答されています。

ポジティブな面にフォーカスし、力を伸ばすことも大切


コロナ禍の影響から、多くの新卒学生は通常とは異なる形で就職活動を行ないました。リアルなコミュニケーションに制限があるなかで、人生を左右する進路を選んだからこそコミュニケーション面を大切にしたい学生はとても多いのではないでしょうか。

入社後の業務内容も含め、どこか不安を抱えやすい入社前後は新入社員のサポートに最も力を入れるタイミングだと言えます。テレワーク(リモートワーク)を導入している企業は特に、新入社員を孤立させないことが、社員定着のキーポイントとなりそうです。

前述した「内定者意識調査」では、「嬉しさ、楽しみな気持ち」が57%「期待感」が41.7%を数えます。自分の能力の有無や成果を出すことへの不安は、新入社員が「力になりたい思い」の裏返し。意欲を秘めている新入社員をサポートし、新入社員のポテンシャルを引き出せるように、心がけていただけたらと思います。

〈引用〉
株式会社ラーニングエージェンシー『内定者意識調査』株式会社manebi『「Z世代の研修」に関する実態調査』